凍結解凍覚醒法®とは
植物には、それぞれ生存に適した気候があるとされ、人類は気候にあう植物を作物として栽培してきました。その常識を破り、例えば熱帯植物の育成・栽培が日本国内で効率的かつ安全に可能となれば、植物を生産する産業=農業は大きく変わります。我々は、氷河期を乗り越え、世代を繋いだ植物に着目。植物の種子や細胞に、独自の凍結工程・解凍工程で氷河期を体感させ、環境順応性を最大限に覚醒させることに成功いたしました。植物の栽培可能地域を塗り替える夢の技術。それが、凍結解凍覚醒法®です。
凍結解凍覚醒法®による品種改良
熱帯産の植物の種を敢えてマイナス60度という極寒の環境下に置き、氷河期を生き抜いた「耐寒性遺伝子」を再発現させる品種改良の手法。
危険性のない
第3の新品種作物作出技術
凍結解凍覚醒法®の効果
凍結解凍覚醒処理を施すと、未処理の同品種より成長が早く、耐寒性・耐暑性が高まることが確認されています。栽培地域や期間が広がり、成長速度も速い事から、作物の収穫量が増加します。
成長が速い
凍結工程のおけるRNA(遺伝子情報物質リボ核酸の増加により、遺伝子情報の転写速度細胞分裂)が増加します。
※草本科37.25倍、木本科32.83倍のRNA(情報伝達物資リボ核酸)の増加が確認されました。
耐寒性及び耐暑性
凍結解凍工程によるストレスで、RNAに蓄積された過去の環境情報が消去され、処理後の環境情報を速やかに認識する順応性が覚醒。
その結果として発芽環境に順応する能力が向上し、耐寒性及び耐暑性を発揮します。
栄養成分比較表(可食部100gあたりの含有量)
栄養素 | 単位 | バナナ | 22世紀バナナ |
---|---|---|---|
エネルギー | kcal | 86 | 66 |
水分 | g | 75.4 | 81 |
たんぱく質 | g | 1.1 | 1.4 |
脂質 | g | 0.2 | 0.4 |
炭水化物 | g | 22.5 | 16.1 |
灰分 | g | 0.8 | 1.1 |
ナトリウム | mg | 微量 | — |
カリウム | mg | 360 | 570 |
カルシウム | mg | 6 | 10.8 |
マグネシウム | mg | 32 | 24.6 |
リン | mg | 27 | 25.1 |
鉄 | mg | 0.3 | 0.24 |
亜鉛 | mg | 0.2 | 0.21 |
銅 | mg | 0.09 | 0.06 |
マンガン | mg | 0.26 | 0.05 |
カロテン | mg | 56 | 230 |
ビタミンB1 | mg | 0.05 | 0.03 |
ビタミンB2 | mg | 0.04 | 0.06 |
ビタミンB6 | mg | 0.38 | 0.266 |
ナイアシン | mg | 0.7 | 0.71 |
ビタミンC | mg | 16 | 10 |
ビタミンE | mg | 0.5 | 2.6 |
葉酸 | μg | 26 | 39 |
パントテン酸 | mg | 0.44 | 0.25 |
食物繊維総量 | g | 1.1 | 2.9 |
水溶性食物繊維 | g | 0.1 | 0.8 |
不溶性食物繊維 | g | 1 | 2.1 |
豊富なアミノ酸
単位:mg
単位:mg